いよいよ今週末

yoshimoto_ballet2016-06-15

いよいよ今週末のトリプルビル。

http://www.chambreouest.com/schedule/index.html

そのうちの一つ。

新作「あやとり」

に、真由美先生、菜々美先生、一生先生、そして私。

と吉本スタジオ率高し( ̄ー ̄)

振付した田中祐子さんからの作品解説とメッセージをシャンブルのfacebookからお借りしてご紹介します。

以前、私がざっくりまとめた解説じゃー分からん…という方、必読です(笑)


以下⇩シャンブルウエスfacebookより


第76回定期公演「トリプルビル」の「あやとり」を振付いたしました田中祐子氏より、「あやとり」の解説とメッセージをいただきました。


「あやとり」

早くに父を亡くし、母は女手一つで二人の娘を時には厳しく、時には太陽のように温かく優しく育ててきた。
厳格で規律正しい母の言うことは常に正しく納得のいくものだった。長女は母の意志をそのまま継ぎ、次女は次女らしく自分の意の向くまま幼少時に知り合った「彼」のもとに巣立っていく。

「3人きり」の家族が「2人きり」になったのがきっかけなのか、時の流れがきっかけなのか、母は譫言を言うようになり予測不可能な行動をするようになる。
たまに顔を出す次女に対してまともな態度と、常に身の回りの世話をする長女に対して狂乱的な態度など、母にとっては計算などあるはずもなく、編んでも編んでも結果の出ない母と長女との糸は、絡まる一方である。

「このまま私は母と二人きりで終わりのないあやとりを編み続けるのだろうか、、、いつかこの編んでいった糸は絆として私たちを支えてくれるのだろうか、、、」

今回、今村先生、ゆり子先生にお声かけいただき、シャンブルの皆様とご一緒させていただくことになってとてもアットホームな、みんなが家族のような雰囲気に癒されながらとても気持ちよくお仕事させていただきました。

皆さんが初めましてではなく、中には20年以上のお付き合いの方もいらっしゃるので、仲間と作品を創り上げていく感覚がとても心地よかったです。
そして、牧バレエ団の先輩である佐々木 想美さんに恐れ多くもバレエミストレスとしてご協力いただき、とても幸せでした。
美術、衣裳、照明、、、その他も理想を形にさせていただく贅沢さ、恵まれた中でやらせていただけたことに、本当に感謝でしかありません。
創作者として何も実績のない私に作品を創らせるのはどんなにか不安ではなかっただろうかと、最初はいつも今村先生、ゆり子先生の寛大なお気持ちに応えなくてはいけないプレッシャーに少し緊張していました。
何とか形になり、今ではこの作品でほんの一握りの方々でも何かしら心の中がポッと温かくなっていただけたら、、、そう願っています。

長くなりましたが、スタッフの皆様にも色々対応していただき、ありがとうございます。
この場をお借りして感謝申し上げます。

  田中 祐子


以上です。

なんか、雑な解説で本当に申し訳ない(。-_-。)

でも、こうしてきちんとしたご案内が出来て(他力本願…)良かったです。

観にいらしてくださる方々、お楽しみに。


※6/18(土)のレッスンはお休みです。