”できる!”のおまじない

学生の頃、体育の時間にハードルとか高飛びとかやりましたよね。

皆さんは躊躇せずに飛べました?

私は95cmの高飛びで尻込みしたのを覚えています。
90cmまでは飛べたのに、高いと思ってしまった瞬間に・・・

あの頃はまだ怖いもの知らずだったと言うべきでしょうか?・・・10mの飛込み台からも簡単にプールに飛び込んでいました。(私の高校にはなぜか飛び込み台があって、体育の授業にオリンピック選手まで呼んで飛び込まされていました)
ですが今は・・・高い所も狭い所も暗い所もめっきり弱くなってしまって・・・大人になると弱くなるのでしょうか?・・・




何をするにも”できない!”っというハードルが一番高くて難しい壁だと思うんです。

例えば、1回転から2回転への挑戦、難しいテクニック、始めてもらう大役。
私も始めて主役を頂いたとき、胃に穴が開きました。


ですから、私は小さい子供の内から必ず難しいことに挑戦させます。まだ恐怖心を持たないうちから。
もちろん基礎を知らない子供にめちゃめちゃでも回転数を増やさせたりするのは、どうなのか?と悩むこともあります。

でも・・・『飛ぼうとする力・回ろうとする力・自由に体を動かす力』など運動能力を上げておけば、外足など美しくする方法は後からでも身に付くと思うんです。


とにかく私は”できない”と言う言葉が嫌いです。
何のために練習しに来ているのか?っと、私はいつも子供に尋ねます。


大きく区分けした言い方になってしまいますが、マイナス思考は悪いことだとは思いません。なぜなら自分を知る分析力がプラス思考の人よりあると思うからです。

ならば、それを生かして努力したり研究すれば、おまけ付きで”できる”が身に付けられるのではないでしょうか。
苦労すればするほど、あっという間にできちゃうつまらない事より、魅力的だから。
簡単に諦めず・・・。



”できない”ハードルを飛び越える力を身につけて欲しい。




mayumi