もういくつ寝ると・・・

こんばんは。望月です。


今日で今年最後のレッスンが終わりました。

振り返ると自分の力不足を痛感した一年でしたが、同時に支えてくれる周りの力も大きく感じた年でした。

スタジオとしては、4月に第二会発表会があり、それに向けて、
またそれを終えて子供たちが大きく成長したのではないかと思います。


その後、新しく入ってきた生徒もいれば家庭の事情などで、
バレエをやめなければいけない子もいたりして、嬉しい出会いもあったり寂しい別れもあったり…



教えている立場からすればとても残念なことですが、皆が皆ずっとバレエを続けていけるわけではないんですもんね。


バレエを頑張ってる子も、バレエでない道を選んだ子も、
それぞれ自分で決めたことを自分で出来るようになっていってほしいです。


先日テレビ番組であのバレエの殿堂ボリショイバレエで、

外国人初のソリストになった岩田守弘さんの特集をやっていました。 保守的なロシアで苦労された岩田さんの言葉一つ一つに感動したのですが、

その中に、

「人間は上手くいってるときは上り調子に見えるけど、実は苦しい時の方が成長してる」という言葉がありました。

ツライ時は人間誰もが自分ばかりが停滞しているような気になるものですが、
そんな時こんな風に考えられたらどんなに前向きでいられることか…




新年のスローガンにしたいと思います。


楽なほう楽なほうと流れる傾向がある現代で「辛ければ辛いほどいい」と言い切る岩田さんがとてもかっこよく見えました。

もちろん、岩田さんのバレエもとても素晴らしいです。
バヤデールから「黄金の像」の動画をご紹介します。 



バレエは決して楽な道ではありませんが、バレエを通じて自分に負けない人間になっていってほしいと心から思います。

    『千里の道も一歩から。 』


と、言いつついつも皆さんに助けられ、どうにかやっているこんな私ですが・・・
来年もよろしくお付き合い下さい。

1年間このブログを読んで下さった皆さま、どうもありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します。

                                       望月