被災地公演から帰って来ました。
こんにちは。望月です。
日曜日、宮城県から帰ってきました。
やはり、着いたその日に本番というのはバタバタしますね(⌒-⌒; )
車中で打ち合わせをしつつ、現場に向かい、到着後 小学校の放送室でレッスンさせてもらい(懐かし〜) 校庭に出来上がった舞台に少し乗れて、気がついたら本番10分前(; ̄ェ ̄)
ひいっ。。。
!(◎_◎;)
3年目の私でさえドキドキしたんだから、今年初参加の静香ちゃんはさぞ大変だったでしょう…
実はテンパリストの静香ちゃん。
もう独り言 言ってても、最終的に放っておくことに。(笑)
好きなだけ言っていいよ。。。
4日目にしてやっと慣れて来たのかな?という様子が見受けられました。
彼女達世代からすると、今まで被災地公演というのは他人事で、いつもその時期、先輩達が何人かずつ居なくなる、というのは分かっていても 実際に現地で何をしているか、とかどんな反応があるかというのは全く分からなかったそう。
まぁそりゃそうですよね。
なので今回はとても良い勉強になったのではないでしょうか?
私自身、大先輩である尚美先生と4日間ご一緒させていただいて心配りの足りなさを痛感しました。
まだまだ修行が足りないようです。
私達、Bチームが巡ったのは宮城県の石巻、七ヶ浜、角田、丸森町です。
4回中、雨のため2回は体育館のステージで踊りました。
しかし、室内って…
なんて踊りやすいんだろう(⌒-⌒; )
日光の目つぶし攻撃を受けることもなく、10畳の舞台から落ちる心配もなく、袖もちゃんとあるし…
7月のワークショップのおかげで学校の体育館というものにすっかり慣れた私達(笑)
ちなみに、とある日の体育館のバーはこれ!(笑)↑
掴まれるところであれば、場所は選びません。
(てか選べない。。。)
経験を積ませていただいてますv(^_^v)♪
地域によって格差あると思いますので一概には言えませんが、私がまわった今回の幼稚園、小学校の子供たちはとても明るく、素直な子たちでした。
「地震大変だった?」と聞くのはかえってデリカシーがないような気がするくらい。
地震云々、元気になってね…なんて考えずに、ただ楽しんでもらうことだけを思って踊りました。
それでも道の途中で見かける瓦礫の山には、心に重いものを感じましたが…
震災直後の5月から始まったこのプロジェクト。
3年目を迎えて実行委員長の上次さんは新たな方向性も考えているようです。
夕飯後、スタッフさんとダンサーで語らいの場があるのもこのプロジェクトの良いところ。
シャンブルのこと、フィールドバレエのこと、被災地公演のこと…それぞれの立場からの意見…
思想と利害、夢と現実…
どちらも取るのは難しいですよね。
と、自分の持てる力を出し切って、
抜け殻のようになって帰って来た私に(笑)待っていた現実は、次回公演まで1ヶ月ないということと、発表会の振り付けを始めないといけないというこの2つ。
(−_−;)
現実は…
甘くない。。。
〜オマケ〜
津波による塩害で作物が育てられない土地になってしまったところに、塩を吸収する綿花を植えたそうです。
そして、そこから収穫した綿花から出来たこの今治タオル。↓
3年経ち、復興の象徴のようなこのタオル。宮城県丸森町を復興させようと尽力してらっしゃる前町長、渡辺政巳さんからいただきました。感動的なお話しでした。大切に使います(>_<)
体育館で踊ったこの日。
ちょうど敬老の日だったのでたくさんのおじいちゃんおばあちゃんに囲まれながら踊りました。↓
↑このプロジェクトは先崎さんなしでは行えないです!
「ただの大工だから…」と言いながら、音響、舞台進行、アナウンス(笑)まで全部完ぺきにこなします。
えっと、私が横顔なのは目を虫に刺されるというハプニングのため…(笑) まぁ、これは長くなるので今回は細かく書きません(笑)