天才
こんばんは。
望月です。
シルバーウィークもそろそろ終わってしまいますね。
あ!9/22 木曜日、スタジオお休みです。お間違えのないよう…
実は再来週、岩手県の久慈市と宮古市で公演があるため、リハーサルが佳境に入ってまして…
全然お休みどころじゃありません。
が。。。
偶然にも2日続けて舞台を観てきたので、ご紹介を♪
まず、土曜日。
マシューボーンの「眠れる森の美女」を観てきました。
予告動画はこちら↓
マシューボーンの名前は知らなくても、映画「リトルダンサー」のアダムクーパーと聞けば分かる方はいるかもしれません。
リトルダンサーの最後の場面で出てくる男性だけの白鳥の湖、あれを作ったのがマシューボーンです。
私、白鳥の湖を4回、くるみを2回、カルメン、ラシルフィード、ロンドンに行った時もマシューボーンのくるみ観に行きました。
どんだけ好きなんだ…(⌒-⌒; )
で、あの古典の名作「眠れる森の美女」がマシューボーンの演出で上演される、となっては
これはもう「行くでしょ」と無理やり行ってきました。
お話しも変わっていて、カラボスに息子がいて(カラドック)、カラドックは100年経ち、
カラボスのことをすっかり忘れている世間に復讐すべく、「100年の眠り」についているオーロラ姫を何とか起こし、結婚を企てる…
というマシューボーンらしい、ひとひねりされている設定。
音楽はそのまま眠りの曲を使っているのですが、振付はモダン。
でもぴたりと合うんですよね。
これがマシューボーンのすごいところ。
カンパニーの皆さんは音を本当によく理解してやっているんだろうなぁと感嘆のため息…
平日の昼間などとなかなか行きにくいスケジュールですが…25日までやっています。
どうにか行ける方はぜひに☆↓
眠れる森の美女に憧れたアラサー女子
そして、日曜日。
「相模湖野外バレエフェスティバル」に行ってきました。
「野外」で踊ることは慣れていても、「野外」でバレエを見るのは、なんと小学生以来!!
前日から、「えっと…雨が降るかもしれないから雨具と…あ、でも傘はさせないからレインコートかな…いや、長靴か?でも晴れたら間抜けだしな… 虫よけいるかな、あ〜それよりも寒いのかな…」
と一人あたふた。笑
完全に"ど素人"でした(⌒-⌒; )
で、そうまでして一番見たかった、島崎徹さんの2作品。
最後の方は少し雨が降りましたが、省略することもなく全部観れたのでラッキーでした。
いや、、もう"圧巻"の一言。
島崎さんはシャンブルに、むかーしワークショップで来てくれたことがあるのですが、かなり強烈なキャラをお持ちの方で、勝手に"気難しいのかも…"と思っていた偏見をがらっと覆されました。
笑いっぱなしの2日間でした。
あのワークショップが楽しすぎて…今でも話題に登るくらいです。
よく考えたら、「初、生島崎さん作品」
映像で見るよりも遥かに伸びやかに動くダンサーの身体、繊細な音の取り方。
ただただ感動。。。
残念ながらその翌日の小野絢子さんと、福岡雄大さん主演の「くるみ割り人形」は悪天候のため中止になってしまったようです。
その日曜、月曜と絢子さん雄大さんが、シャンブルにレッスンを受けに来ていて、
「えっ…何でいるんですか?!明日、相模湖の本番ですよね?」
「今日(日曜)新国、お休みだし、地方公演で皆居ないから〜」とおっしゃってました。
本番直前のレッスンをシャンブルで受けてくれるのは、何だかすごく嬉しかったです。
(ただ、八王子が相模湖に近い、ってのもあるかもですが…f^_^;)
マシューボーン、島崎徹さんという2人との「天才」の舞台を連日観に行けただけでも、連休を満喫したことにしようかな、と思います。