明日は・・・
七夕☆ です。
皆さんは短冊に願い事、書きましたか?
子供の頃に読んだ織姫と彦星のお話。
1年に1度という言葉がとっても長く思えたので“好きなのに会えないなんてかわいそう…”
“7月7日が晴れますように” ってずっと思っていました。
と言っても、愛情も友情も分からない年頃ですから、「友達に1年に1度しか会えないなんて…」。
というのと同程度だったと思いますが…(+_+)
それにしても雨の日の七夕の記憶が多いのはなぜでしょうか…
“あ〜今年も会えない…” とがっかりしたからかも知れません。
予報だと明日も危ないですが…どうかな…
そんな切ない物語をバレエ化したのが、「天上の詩(うた)」です。
フィールドバレエでは4年ぶりの上演です。
バレエシャンブルウエスト、オリジナルのこの作品は1996年初演です。
1997年には文化庁芸術祭の大賞も受賞しています。
2000年のロシア公演で、ボリショイ劇場などでもこの作品を上演しました。
やっちゃん先生は度々、「シャンブルのタチヤーナと天上はほんとに良いと思う。もっと世の中に広まれば良いのに」と力説してますo(^-^)o
同感!\^o^/
賛成!!
オリジナル作品って敬遠しがちなのは分かります。
冒険するより外れにくい「白鳥の湖」にしておこう…とかその気持ち、よぉく分かります。
が!! あえて言いたい。
言わせて下さい。
「天上の詩」ほんとにオススメですから〜(>_<)
まず曲がすごく良いです。
個人的には天女姫と博眉(彦星)が出会って踊るパドドゥと、
最後に星になった二人が踊る場面の曲が好きです。
切ないけど良いメロディなんですo(^-^)o
余談ですが、
天女姫に恋をする村の若者、博眉(はくび)の博は今村 博明先生の「博」です。
村一番の狩りの名手の泰季(たいき)の泰はやっちゃん(泰久)先生の「泰」です。
そして村人の中心にいる美音(みね)と萌(もえ)の姉妹。
美音の美は真由美先生の「美」です。
萌は萌木の村の「萌」です。
村の長老、雄泉(ゆうせん)は牧 阿佐美バレエ団で踊られている山内 貴雄先生の雄です。
初演の時のメンバーの名前から取っています。
そう考えると、各キャラクターに親近感、湧きませんか? 特にスタジオ関係者の皆さんp(^^)q
あとは普通のバレエと違う和風テイストを取り入れた振り付けにもご注目下さい♪
日舞や盆踊りのような手首の使い方、首の角度…
ちなみに、今までで私が一番振り付けを覚えるのに苦労したのはこの作品です。
身体で覚えないと良い格好になかなかならなくて…
「あっ!また手首が逆向き…!アラブみたいになってる〜」 と 何度やらかしたことか(*_*)
私に限らず(ホッ…)
新人にはハードルが高いようで、苦労してる姿をよく見かけました(笑)
男性もたくさん踊るので、振りうつしが大変なんです。
まぁ本番では皆そんな苦労を感じさせないように踊りますから(多分…)お楽しみに☆
そうそう、カラフルな衣装にもご注目下さい(#^.^#)
皆さまのステキな願い事が叶いますように…
そして、何はともあれ・・・晴れますように☆
MIHO