引き上げるの法則

ご無沙汰してます。最近は来年4月13日に開催する発表会に向けて、制作・演出・振付・出演の仕事を抱え、更に他の発表会やら・・・と毎日、頭をフル回転する日々で。
体を動かすことは大好きなのですが、デスクワークは本当に辛い・・・

ですが、来年も大々的に発表会を執り行います。それまでは死ぬ気で頑張りますので、是非観にいらしてください!

っとさて・・・今日のお題は『引き上げるの法則』。


今までにも床にドッシリ立つのはバレエにも健康にも好ましくない事を常に訴えてまいりました。
上半身を絞り、かかとに立たない、などをピックアップしてまいりましたが、本日は膝について。


私もエックス脚ではないので膝を伸ばすことに苦労してまいりました。

まずは足全体の後ろ側を前屈などでよく伸ばす。そして体を上に引き上げながら膝の上の筋肉を上げるように力を入れることで膝を伸ばす。
ここで間違えてはいけないのが、押すように膝を伸ばすこと。エックス脚の人が後ろにグッと膝を入れるような状態は怪我をするので止めましょう。

現在お世話になっているロシア人の先生は、かかとを30cm近く離した状態で膝をつけることが出来ますが、踊る時 絶対に膝を入れません。やはり怪我の元になるので、膝を押さない様に、と先生の先生が教えてくださったようです。


そうなのです。膝を押すように伸ばすとどうなるか・・・お腹を突き出して猫背になりやすいのです。

もちろんアンデオールも使わなければ、良い立ち方にはなりませんが、お腹を引き上げる際に同時に腰を引き上げる力で膝を伸ばさなければ、綺麗に立つことは出来ません。



なんだか、バレエをやっている方にしか通じない用語まで使って、難しい話になってしまいましたが、美しい立ち姿を作る為に、やたらと理屈っぽくなってしまう私でした。



mayumi