Tanzolympに参加しました。

ご無沙汰してます。真由美です。

昨日、ドイツから帰国いたしました。
ベルリン映画祭に行ったんじゃありませんよ。ドイツのベルリンで開催された『Tanzolymp』というコンクールに参加してきました。


寒かったですよ、ドイツ。思った通りでした。
雪はそれほど降っていなかったのですが、顔にあたる風が突き刺すような冷たさでした。


言葉の壁?もちろん・・・
ドイツ人は日本人に比べて英語を話せる人が多かったのですが、英語が通じない時は本当に参りました。
「あ〜・・・アイン・・・ダス・・・ビッテ。・・・」
金額を言われても分からず、お財布を見せてお姉さんに小銭を取ってもらちゃうし。(無防備)
「ダッダっ・・・ダンケシェン!」えへっ・・・って。
笑顔で誤摩化す感じでした。

挨拶はとても大切で、どこでも、とにかく見知らぬ人とも声を掛け合いました。
一応、中学生時代に清里でドイツ人と友達になったので、グーテンタークなどの挨拶はすんなり。


そして私に一番必要なのは、『Bier,bitte.』「ビールください」。基本です。
最後まで悔やまれたのは、「ごめんなさい」が難しすぎて言えませんでした。「Entschuldigen Sie」(エントシュルディゲンズィー) ^o^;


ドイツは本当にいいところです。ドイツ人は優しくて、言葉が通じなければ助けてくれるし、挨拶をすれば笑顔で返してくれるし。
ビールも美味しかったです♪


そうそう!私の大好きなRed Bullにカロリーハーフやら、コーラ味やらがあったので、毎日飲んでました。時差ボケと戦う為に。


ただ、最後まで理解できなかったのは、電車のチケットを買っても改札はなく、車掌さんにも会わず。
「無料でもいいんじゃ・・・」なんて思っちゃいました。


あと、以前から聞いた事があったのですが、ベルリンの町は本当にアートが溢れていました。
冬模様という事もあって町の色は暗めで殺風景かと思いきや、窓を除くと白い部屋にオブジェみたいな物が一つだけポツッと置いてあったり。
おしゃれなショップと並んで画廊が五軒に一軒あるような路もあり。
落書きが多くて少々危ない街かと思いましたが、なんかカッコいい♪素敵な町でした。

ランドリーも日本とは違ってお洒落なカフェが付いていてました。
ちなみに、見つけるのが大変だったので、ご紹介しておきます。
Uバーンという地下鉄、U8の〈Rosen--thaler Platz〉というアレキサンダープラッツから2つ目の駅を降りて、〈Torstrasse〉という道沿いにありました。お店の名前は忘れましたが、「Lundry&Cafe」って思いっきり書いてあるので、駅の近くをよく見てみてください。
とても親切なお姉さんが、マシーンの使い方を教えてくださいます。

おっと!コンクールに行ったんですよね。紹介します。

Tanzolympはクラッシックバレエだけではなくて、モダン・コンテンポラリー部門があったり、キャラクターダンス部門があったり。
グループ作品もあり。

前日リハーサルは来た順に?みたいな感じ。
本番当日のワークショップはその日に出演する半数くらいの60人か?70人が、5mぐらいのバー2本で乗り切っちゃうし。
袖は狭すぎて、客席から丸見えだし。舞台の上にゴミが落ちていて、踏んで滑る子もいたし。

ドキドキな感じでした。

ちなみにこれは控え室。というか、水道もないロビーのようなところ。
メークはホテルで落としました。



ただ、マラーホフ氏のレッスンを無料で受けられるのは、凄い事かも!!
目の前30cmでお会いしましたが、意外に背は低いのですが、顔が小さく細い!!
本当に美しかったです。

白と青のストライプを着ているのがマラーホフ氏です。
ちゃんとChacottのマラーホフブランドを着ていましたよ。


バレエ部門は初日に終了していたので、オープンクラスのスタジオにも行ってきました。
『marameo』http://marameo.de/
コンテンポラリーに強いスタジオでしたが、広くて充実したレッスンでした。
ご紹介くださった祥子先生、ありがとうございました!!


それから一日使ってニュルンベルク(Nurnberg)という町にも行ってきました。
これぞまさにヨーロッパ!という感じの町でした。ベルリンとは違う古き良き町を見たかったら、ニュルンベルクがお勧めです。


結果発表は、ガラ公演前夜・・・夜中の1時でした。そこまで、どうなるか分からないって、凄くドキドキです。
出演する子と賞圏内の子たちの名前がホテルのロビーに小さく張り出されたのですが、出演する生徒の先生たちは次の日のスケジュールが分からなく困ったご様子でした。

最終日は表彰式とガラ公演。会場もコンクール会場とは違って、客席も多く照明も付き、上位入賞者のみの出演する舞台でした。

バレエ部門で日本人の子たちが大活躍でした。
コンテンポラリーも日本から凄い子たちが出ていたのですが、受賞した韓国・ブラジル・ドイツにはとてつもなく凄い学校があるようでした。

キャラクターはほとんどロシアの子供たち。お人形さんみたいな子たちがたくさん出てきて、本当に可愛かったです。
ちょっとホテルでのマナーは悪かったのですが・・・


昨年参加した横須賀のコンクールで聞くまで知る事もなかったコンクールなのですが、海外も日本も本当にコンクールの数が増えました。

ローザンヌ以外の海外のコンクールを初めて見て感じたのは、やはり将来性を見るのだと思いました。
日本のコンクールで見る大人顔負けの子たちとは違って、これから上手になって舞台に立っていきそうな容姿を持っているか、などが重要なのだと思いました。

本当に最近の子たちは足が長いので、羨ましいです。

佳菜ちゃん、真奈香。お疲れさまでした。


ーあとがきー

一週間ぶりに我が家に帰宅。
私「ただいま!いやードイツがさぁ・・・」
母「お帰り!・・・ほら、おいで!大丈夫だから」
私「・・・?」
母「おいで♪」
私「いやいや、私はこっちですけど・・・」

その視線の先には

なぜか、私が家を離れると家族が増えるんです。
ポケット叩いてませんけど・・・

多分これが、4度目ぐらいの怪・・・

ほんと、吉本さん家は衝動のままに突き進みます。

Mayumi