イメージ

って伝えるの難しいですよね。

例えば、

「きりんみたいに!」と言われたら、

まずは「きりん」をイメージしますよね。普通なら。

(ってきりんみたいに、という例えもおかしいけど 笑)


だけど、

「トゲナシトゲトゲみたいにやって!」
と言われても、


とげなし…とげ…とげ??

ってなりますよねσ(^_^;)

(気になる人は検索して見てください。私の苦手な外見なので写真は載せません 笑)

当然、頭の中にトゲナシトゲトゲを思い浮かべることも出来ないし、何をどうしたらトゲナシトゲトゲに近づくのか分からない。



そうなんです(。-_-。)


人間って知らないものはイメージが出来ないんです。


「もっと○○みたいに!」とか、「こんな感じで」とか言っても、肝心の○○や、こんな感じ、がイメージ出来ない子が多いんです。。。


うーん。。。

やっぱり、もっとバレエを観るべきなんじゃないでしょうか?

別にシャンブルウエストや、新国立劇場の舞台じゃなくても良いんです。

まぁ、観に来てくれるのはとても嬉しいのですがσ(^_^;)


とにかく、知らないと始まらない…
知らないものはイメージのしようもないですよね。



恵まれてることに今の日本は、世界の中でも海外バレエ団の来日公演が多い国です。

世界バレエフェスティバルなんて、あの、規模のダンサーが一堂に会するのは世界中のどこにもないでしょう。


海外バレエ団の来日公演はチケット代が高いので子供にはもったいない、と思うかも知れませんが、別にSS席でなくてもいいんです…



子供だからってバレエの良し悪しなんて分からない、なんてことはありません。

現に、私が子供の頃に見たギエムや、ボリショイバレエ学校の来日公演は強烈な記憶となって残ってます。



私の母は、いわゆる「ステージママ」では全くなくて、「バレエ見ると眠くなっちゃう…」くらいの人なのですが(笑) 今になって感謝するのは、それでも私だけ色々な舞台を観にいかせてくれたことです。


記憶って不思議と人間の根底に根付くものなんですよね。


舞台にそんなに行けないなら、YouTubeを使って気軽に世界各国のバレエを見ることも出来ます。

最近はロイヤルバレエや、パリオペラ座も舞台を全幕で載せてたりするんです(^-^)

DVDも安く手に入る時代になりましたよね。


せっかくこんなに情報が多い時代なんだからそれを活かしましょう(^-^)


自分の踊りとどう違うのか、なぜ上手なのか、なぜ脚が上がるのか、なぜこんなに表現が伝わるのか…


漫然と見終わらないで、「眼で盗む」ように心がけたら見方が変わると思います。


受け身にならず、攻めの姿勢で(笑)レッスンしましょう(*^_^*)


MIHO